激しい運動は控えること

ストレスに激しい運動は禁物

ストレス解消に運動は効果的と言われています。運動すると脳の血流が良くなり、セロトニンという脳内物質が分泌されるのですが、このセロトニンは心に安らぎを与えてくれます。さらに運動は嫌な事を忘れるほど没頭できる、体が適度に疲労する事で眠りの質が良くなるといった効果も期待できます。とはいえ、運動なら何でも良いという訳でもありません。激しい運動はストレスに良かれと思って始めても、実は逆効果になる可能性があるのです。激しい運動の基準が難しいところですが、自分がキツイ、苦しいと感じる運動は楽しさを感じないため、ストレス発散に効果的とは言えません。また人と競い合うような運動も勝ち負けによってはイライラが募り、さらにストレスを増幅させてしまう要因になるので注意が必要です。

適度な運動で気分をリフレッシュ

ストレスに効果があるのは、体を動かしていて気持ち良く感じられたり、程よい疲労感を体に与えてくれるような適度な運動です。具体的にはウォーキングや軽めのランニング、サイクリング、ダンスなどが挙げられますが、いずれも体の中に空気をたくさん取り入れながら行う運動で、健康維持や健康増進にも良い作用をもたらしてくれます。好きな音楽を聴きながら運動すると気分も高まり、長く続けられるかもしれません。もちろん適度な運動でも、日頃体を動かしていない人にとってはきつく感じる可能性もあります。最初から無理をし過ぎず少しずつ運動時間を増やしていく事、運動前には軽くストレッチをして体をほぐしておく事も大切なポイントです。